川端 麻矢

MAYA

病院で理学療法士として27年お仕事をしてきました。

成人から老人までいろんな年齢層のリハビリを行う中でどれだけ年を重ねても運動すればからだは答えてくれることを肌で感じていました。

ですからを年齢を理由に運動をしないことはもったいないと思っています。

私がピラティスを始めたきっかけは、子育ての体力をつけたいと思ったからです。

私は男の子、三人の母です。

ある日、中学生の長男へ部屋があまりにも汚く、掃除について説教をしていました。

「そんなに汚く使うんなら部屋を使わせない!」と息子を部屋から引き出そうとしました。

力技です。

体格は私の方がまだ大きかったのですが、抵抗する息子に勝てずお部屋から引き出すことはかないませんでした。(笑)

まだ下には二人も息子がいる。これはまずいんじゃないか?

このままじゃいけない!

この、「このままじゃいけない!」と思ったことがピラティスを始めるきっかけです。

日々、子育てに、仕事に、部活動の引率に、と自分以外の家族の為に時間・体力を割いていました。

未来の自分の為に体を変えていこうと思い立った時から、自分の為に時間を作り、レッスンを受けました。

レッスンを受けることで体が軽くなり気持ちもリフレッシュし、また頑張ろうという気持ちになれました。

変わっていく自分が楽しくて、11年続けています。

この間にはがんに罹患したこともありました。

幸い、初期であったので治療も軽く再発することもありませんでしたが、この経験が乳がん術後のピラティスに関心を持つきっかけになりました。

病気になる前も、病気になった後も、楽しみながら体向き合うことができるピラティスのすばらしさを感じています。

多くの人にピラティスを通してお体に向きあう時間を大切にしていただき、豊かな時間を過ごしていただけるよう、軽やかで疲れにくいカラダつくりのサポートさせていただきたいと思っています。